【Excel】MAX(最大値)、MIN(最小値)、AVARAGE(平均値)関数の使用方法
前回は、SUM関数で合計を求めることとセル指定とレンジ指定を紹介しました。
今回は、SUM関数と同じ様に数字を操作する上での基礎の関数である、MAX(最大値)、MIN(最小値)、AVARAGE(平均値)関数の紹介したいと思います。
1.「MAX」を使用して表のデータの最大値を求める
MAX関数を使用することで、指定した範囲内データでの最大値を求めることが出来ます。
範囲内のデータということは、一般的にレンジ指定で使用します。レンジ指定を使用するということは「,」ではなく「:」を使用することとなります。
前回と同じ表を使用して説明していきます。
1-1.「=MAX(」と入力する
下の表のように「=MAX(」と入力すると「MAX(数値1,[数値2],...)」と案内が表示されます。これ通りに「,」で数値を書いていくでも良いのですが、
MAX(最大値)を求めたい時を想定してみると、SUM(合計)とは違い数値が3、4つの時に使用するでしょうか!?おそらくパッと見て分かる時に使用する機会はあまり無いのかと思います。(定期的に行う作業の場合は別ですが)
なので、案内とは違いますがレンジ指定で行いたいと思います。
1-2.レンジ指定で身長の最大値を求める
レンジ指定で求める場合は繰り返しになりますが、「,」ではなく「:」を使用します。
太郎から五郎までのデータから最大値を求めるので「=MAX(C3:C7)」と入力します。
すると、五郎の「178」が出てきたかと思います。
これは太郎から五郎までの身長でMAXの値、つまり1番身長が高い人の値を求めることが出来ます。
1-3.体重や年齢の最大値も同様に求める
身長を求めることが出来たので、体重と年齢も同様に求めると下記のようになります。
(※体重と年齢のところに都度入力するではなく緑色の四角を伸ばして反映させてください)
そしたら、年齢部分にもしっかり入力されていることを確認してください。「=MAX(E3:E7)」と入力されていればバッチリ👌です。
MAX関数を使用することで最大値を求めることが出来る。「=MAX(E3:E7)」
2.「MIN」を使用して最小値を求める
MIN関数を使用することで、MAXとは逆で最小値を求めることが出来ます。
太郎から五郎までの身長の最小値、つまり1番背の低い人の値を求めることが出来ます。
MAXと同様に使用できるので以下省略します。
下記のように「=MIN(E3:E7)」と入力されていればバッチリ👌です。
MIN関数を使用することで最小値を求めることが出来る。「=MIN(E3:E7)」
3.「AVERAGE」を使用して平均値を求める
最大値、最小値と来たら、次は平均値ですよね。
AVERAGE関数を使用することで、平均値を求めることが出来ます。
Excelに限らず、(平均値) = (人数の合計値) ÷ (人数)になります。
太郎から五郎までの身長の平均値、つまり5人の身長を足して(+)人数で割った(÷)値が出てきます。
MAXとMIN同様に使用できるので以下省略します。
下記のように「=AVERAGE(E3:E7)」と入力されていればバッチリ👌です。
AVERAGE関数を使用することで平均値を求めることが出来る。「=AVERAGE(E3:E7)」
まとめ
最大値、最小値、平均値、(合計)を全て求めると下記のようになります。
1.MAX関数を使用することで最大値を求めることが出来る。例)「=MAX(E3:E7)」
2.MIN関数を使用することで最小値を求めることが出来る。例)「=MIN(E3:E7)」
3.AVERAGE関数を使用することで平均値を求めることが出来る。例)「=AVERAGE(E3:E7)」
前回の「SUM」による合計値を求めること、今回の「MAX」による最大値、「MIN」による最小値、「AVERAGE」による平均値が求めらて、かつセル指定やレンジ指定を使いこなすことが出来れば、Excelの超超基礎は出来ます。と言っても良いのかと思っています。
他にもたくさんの関数がExcelには用意されていますが、似たような使い方の物が多いので基本しっかりと抑えておくことが大切となります。