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【Excel】IF関数を使用して条件に該当する人を洗い出す

関数の幅を一気に広げることが出来るIF関数の使い方を紹介していきたいと思います。

IFはExcelだけでなく、プログラミングでも絶対に必要となるのでこの機会に覚えておくと良いと思います。

 

1.IFとは

「IF」とは「もしも、〜ならば〜する」という条件を指定することが出来ます。

「〜」に当てはまる条件は関数を入れても良し、数式を入れても良しと基本的に何でも大丈夫です。

ポイント

IFを使用することで「もしも、〜ならば〜する」を実現出来る!!

 

2.IF関数を使用して成人の有無を判断する

では、太郎から五郎までの年齢の表を使用して実際にやっていきたいと思います。

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2-1.「=IF」と入力する

「=IF」と入力することで「論理式の結果(TRUEかFALSE)に応じて、指定された値を返します。」と説明が出てきます。

論理式と聞くと難しそうなイメージがしますが、「もしも、〜ならば」の「〜」に当たる部分のことを指しています。

また、TRUEかFALSEは、正解か不正確のことを指しています。

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2-2.「=IF(」と入力して使い方を確認する

「=IF(」と入力することでIF関数の使い方を表示させます。「IF(論理式,[真の場合],[偽の場合])」と表示されます。言葉だけだと分かりにくいかと思いますので、一緒に確認していきたいと思います。

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ポイント

IF(論理式,[真の場合],[偽の場合])

論理式の結果(TRUEかFALSE)に応じて、指定された値を返す

 

2-3.IF関数の論理式を入力する

論理式とはいわゆる文字もありの計算式になります。

具体的に例を使って確認していきたいと思います。

例1) A2="太郎"

「A2のセルが太郎」を指しています。

例2) B2=18

「B2のセルが18」を指しています。

このように文字や数字を使った式の事を指します。

文字を使用する場合は必ず「"」で囲むことを忘れないようにしてください。

 

では、表を使って確認していきます。

今回は太郎から五郎までの年齢から成人か未成年を判別したいため、太郎の年齢の18が20歳以上なのかを論理式で再現します。

すると下記のように「B2>=20」で「B2が20以上なら」と表すことが出来ます。

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2-4.真の場合、偽の場合を入力する

IF関数を使用する際の覚えておきたいルールになりますが、論理式の後は必ず真の場合の処理を入れます。その後に偽の場合の処理になります。

処理と記載したのは、関数を記載したり、さらにIF関数を繋げたりと様々なことが出来るためです。

 

2-3で「B2>=20」を入力しましたが、「B2が20以上なら」という意味を表していました。

これを真の場合と偽の場合を繋げると、「B2が20以上ならば成人、それ以外の場合は未成年」と繋げることが出来ます。

表に当てはめると「=IF(B2>=20,"成人","未成年")」として「B2が20以上ならば成人、それ以外の場合は未成年」を表すことが出来ます。

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2-5.IF関数による結果

太郎は18歳なので、下記のように「未成年」と求めることが出来ました。

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後は、C2を五郎の判定部分のC6まで引き伸ばし下記のようになればバッチリです👌

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まとめ

ポイントまとめ

IFを使用することで「もしも、〜ならば〜する」を実現出来る。

使い方:「=IF(論理式,[真の場合],[偽の場合])」

 

SUM関数やCOUNTIF関数と今回のIF関数を使いこなせることで超基礎は出来るようになっているのかと思いますので、関数に関しては脱初心者で良いのかと思います。

他にも関数は数多くありますが、基本的に使い方は今までと同様になります。

ここからは色々な関数に触れていくことが重要になります。