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【Excel】COUNT関数とCOUNTIF関数の違い

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今回紹介する関数はCOUNT関数とCOUNTIF関数になります。Excel入門レベルの関数になります。

正直、COUNT関数に関してはあまり使い道がないかと思います。私もほぼ使用したことがないです。COUNTIF関数に色々な場面で使用することが出来ますので、併せて紹介していきたいと思います。 

今回紹介する表は下記になります。値は適当ですがやっていきたいと思います。

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1.COUNT関数を使用して数字の数をカウント

初めに言っておきますが、COUNT関数では数字(数値)の数をカウントするだけです。

先ほどの表の「出席者数」をCOUNT関数を使用して求めていきたいと思います。

 

1-1.「=COUNT」と入力する

「=COUNT」と入力すると下記のようにCOUNT関数の説明書きが出てくるかと思います。

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「範囲内の、数値が含まれるセルの個数を返します。」と出てきたかと思いますが、説明書きのまんまの事しか出来ません。

では、実際にやっていきましょう。

 

1-2.「=COUNT(C2:C6)」と入力して出席者数を求める

COUNT関数に関しても一般的にレンジ指定「:」がメインかと思います。

「=COUNT(C2:C6)」と入力すると太郎から五郎までの「出席回数」に数値が含まれているセルの個数を求めることが出来ます。

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実行してみた結果が下記のようになります。

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四郎の「出席回数」以外には数値が入っているため「4」と求めることが出来ました。

 

1-3.「0」はカウントされるのか!?

「0」は一応数値だけど「出席回数」という意味では空白と変わらないかと思いますが、一緒にカウントされてしまうのか?と思われたかと思います。

私も久々にCOUNT関数を触り思いました。

結果は下記のようにカウントされてしまいます。

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1-4.文字はカウントされないのは本当か!?

「範囲内の、数値が含まれるセルの個数を返します。」と記載されていたので、文字はカウントされないのは当たり前と思いますが、一応確認しましょう。

結果は下記のようにカウントされないことが分かりました。(SEはこのように一つ一つ検証を行っていきます)

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ポイント

COUNT関数は、範囲内の数値が含まれるセルの個数を返します。文字はカウント対象外になります。

 

2.COUNTIF関数を使用して男女の人数をカウント

COUNT関数より全然使う機会があるので、COUNTIFをしっかり覚えましょう。

 

2-1.「=COUNTIF」と入力する

先ほどと同様に「=COUNTIF」と入力すると説明書きが下記のように出てきます。

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「指定された範囲に含まれるセルのうち、検索条件に一致するセルの個数を返します。」と説明書きが出てきますので、実際にやっていきたいと思います。

 

 2-2.「=COUNTIF(」と入力する

「=COUNTIF(」と入力すれば、下記のように「=COUNTIF(範囲,検索条件)」と案内が出てきます。

今までのSUM、AVARAGEなどと異なり、「検索条件」を入力する項目が出てきました。

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検索条件とはカウントを行いたい対象のことを指します。

つまり、範囲内の検索条件(今回の場合は男)に一致したデータ件数をカウントします。

では単純に「男」と入力してみましょう。

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すると…

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「何故??」と思われるかと思いますが、ここで注意です。

文字列(文字)は「”」(ダブルコーテーション)で囲む必要があります!!今回ならば「男」という文字を検索条件に指定したいので、「=COUNTIF(B2:B6,"男")」にする必要があります。

ポイント

検索条件に文字を指定する場合は、文字を「”」(ダブルコーテーション)で囲む

例)検索条件に「男」→「=COUNTIF(B2:B6,"男")」

 なので、今度は「=COUNTIF(B2:B6,"男")」と入力してみます。

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 すると…

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「3」と表示させることが出来ます。表の中で性別が「男」なのは、太郎、三郎、五郎の3人なので「3」で間違いないことが分かりました。

 

2-4.「女」の人数もカウントする

男の時同様なので省略いたしますが、「=COUNTIF(B2:B6,"女")」と入力を行い「2」と表示出来ていればバッチリです。

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ポイント

COUNTIF関数を使用することで、指定された範囲に含まれるセルのうち、検索条件に一致するセルの個数を返すことが出来ます。

 

まとめ

ポイントまとめ

・COUNT関数は、範囲内の数値が含まれるセルの個数を返します。文字はカウント対象外になります。例)「=COUNT(B2:B6)」

・COUNTIF関数を使用することで、指定された範囲に含まれるセルのうち、検索条件に一致するセルの個数を返すことが出来ます。例)「=COUNTIF(B2:B6,"男")」

・検索条件に文字を指定する場合は、文字を「”」(ダブルコーテーション)で囲む必要がある。例)検索条件に「男」→「=COUNTIF(B2:B6,"男")」

COUNT関数はともかくCOUNTIF関数はよく使うことがあるので、覚えておくと便利かと思います。

まだ紹介はしていないですがIF関数とCOUNT関数を使用してCOUNTIFのようなことも出来ます。(ただ、COUNTIF関数を知っていれば済むことです)